このページは、以下の英語ページの抄訳です。最新の情報については、英語ページを参照してください。
http://scn.sap.com/community/lumira/blog/2015/11/21/whats-new-in-sap-lumira-129-summary
みなさん、こんにちは。
みなさんがSAP Lumira 1.28 のさまざまな機能を使いこなしていただいて高い生産性を発揮いただいていることと思います。前回のSAP Lumira 1.28 の登場から約3ヶ月が経過して、新機能をご紹介するちょうど良い機会となりました。そう、お待ちかねのSAP Lumira 1.29 のご紹介です。
SAP lumira 1.29 は11月20日に正式にリリースされました。このリリースには非常に多くの新機能が組み込まれています。これらの新機能は多くのお客様やパートナーの皆様からのご要望を基に、SAP Lumiraの提供するデータディスカバリーをより直感的に行うことができるようになるだけなく、データに隠された重要な知見や価値を見つけ出すための機能を厳選してご提供しています。
こちらがSAP Lumira 1.29 におけるパワフルかつ新しい機能群の概要になります。:
- SAP BW データ取得機能の向上および新しいデータソースおよびプラットフォームのサポート。
- 取得データやHANA オンライン接続の場合のLumira ドキュメントの情報更新時の柔軟性の向上。
- データバインディング、ヴィジュアライゼーションの作成、ストーリー構成を容易にする新機能。
- ESRI社の地図を用いたヴィジュアライゼーションの作成。
- Lumira ドキュメントのモバイル端末での利用。
みなさまがお使いのSAP Lumira を最新バージョン1.29にアップグレードいただくことで、最新機能とそのメリットをすぐに実感いただくことができます。
それでは、これから主な新機能を見ていきましょう。:
SAP Lumira 1.29 ではユーザーはチャート上の参照線を作ることができるようになりました。
より多くのチャートタイプで条件によるフォーマットを行えるようになりました。
SAP Lumira 1.29 ではしきい値をもうけて、チャート上に色の変化をつけて、データを分割することができるようになりました。
コンピューターのスクリーンサイズにかかわらず、SAP Lumira のページサイズを最適な大きさに調整できるようになりました。
SAP Lumira 1.29 の新機能におけるキーとなるもう一つの領域はクロスタブです。ここには多くの新機能があります。その一つの例として、行列の小計を作ることができます。
時系列データチャートにおける特定のデータをズームインもしくはアウトすることができます。
SAP Lumira 1.29で複数のデータセットをデータバインディングする場合に、それをより効率的かつ直感的に行うことができるようになる様々な機能が導入されました。例えば、SAP Lumira で関連するディメンションを提案する機能があります。
SAP Lumira 1.29 ではカスタム計算のロジックを作成することができるようになりました。
SAP Lumira 1.29 では、SAP BW、SAP HANA、もしくはSAP クエリパネルエクステンションを経由した接続に対してデータ接続を実施する際の様々な機能拡張があります。
SAP Lumira 1.29 は共通のフィルターダイアログボックスを提供します。
ヴィジュアライゼーションからデータを取得することがこれまで以上に簡単になります。
ERIS社の様々な地図をヴィジュアライゼーションにより手軽に埋め込むことができるようになります。
(SAP BI Platformで利用出来る)OpenDocument がSAP Lumira 1.29 でサポートされました。これを用いることでLumira ドキュメントへのハイパーリンクが可能になります。またパラメーターによってストーリーのどのページを表示するかを指定することが可能です。
SAP BI Platform 4.2 のサポート。
(開発機、検証機や本番機といった)複数のSAP BI Platform 間でライフサイクルマネージャーを用いてLumira ドキュメントのステージングを行う場合に、データセットの接続設定が個別に定義できるようになります。これによりそれぞれの環境毎にデータセット定義を変更することが可能になります。
SAP Lumira Server for SAP BI Platform およびSAP Lumira Server for Teams の両方に様々な新機能および拡張が加えられました。例えば、SAP BI mobile からのSAP Lumirar ドキュメントへのアクセスがサポートされ、SAP Lumira に関連する監査機能が拡張されました。また2つの言語が新たにサポートされ、Lumira ドキュメントは開いた時に最新の情報を表示できるようになりました。
ストーリーのためのブックマークを個人用と共通用で作成できます。ブックマークにはフィルターやドリルダウン/アップなどの情報を記録することができ、いつ誰が開いても、共有したいストーリーの状況のまま共有、保存をしておくことができるようになりました。
みなさんがSAP Lumira 1.29 の新機能をご活用いただき、日々の業務にお役立ていただけることを願っています。新バージョンのリリースに向けてみなさまからのフィードバックやコメントをいただければ幸いです。*
*フィードバックおよびコメントは、オリジナルのBlog (http://scn.sap.com/community/lumira/blog/2015/11/21/whats-new-in-sap-lumira-129-summary )にて記述ください。
カルロス