このページは、以下の英語ページの抄訳です。最新の情報については、英語ページを参照してください。
What's new in SAP Lumira 1.30 | SCN
先日(2016年3月24日)の提供に向けた作業を行っている間、SAP Lumira 1.30の新機能を紹介したいという欲求を抑えることが大変でした。
SAP Lumira 1.30には多くのイノベーションが含まれています。このイノベーションはお客様やパートナー様からのリクエストを受けたものであり、さらに直感的、直接的なだけでなくより信頼性の高いデータ検索を実現し、ユーザーが彼らのデータから重要なインサイトや価値を引き出すことに主眼にした機能がパッケージされています。
もしも時間がない場合は、こちらのSAP Limira 1.30の最新機能のまとめをご覧ください。:
ここからはSAP Lumira 1.30 の最新機能についてより詳細にご紹介をしていきます。
SAP Lumira 1.30 はSAP HANA SPS 11 サポートしました。BI Platform 上で定義されているSAP HANA OLAP 接続とは別に、SAP Lumira Server for BI Platform のドキュメントを、アウトプット先としてLums として、スケジュールが可能になりました。またSAP HANA マルチテナント コンテナ への接続を単にホスト名とポート番号をしているだけで実現することができるようになりました。
SAP Lumira 1.30 はSAP BW 7.5 のすべてのSP バージョンをサポートしました。SAP BW のための機能拡張は、SAP BW で定義したデータフォーマットを利用できるようになったこととSAP BW からのデータ取得時にディメンションへのフィルターをかける機能です。
SAP Lumira 1.30 はSAP S4HAAN への接続をサポートしました。BW 分析エンジンのBEX クエリーを経由して、Core Data Services (CDS) View からデータを取得することができるようになりました。
SAP Lumira 1.30 はLumira Desktop でのカスタムカラーパレットでの(チャートなどの)色の定義をサポートしました。一旦、色を定義した後は、ビジュアライゼーションやドキュメントでリヨすることが出来ます。例えば、これでLumira のビジュアライゼーションを皆さんの会社のコーポレートカラーを利用できるようになります。
SAP Lumira Server for BI Platform やSAP Lumira Server for Teams で作られたビジュアライゼーションでも、カスタムカラーを利用することが出来ます。
さらに
SAP Lumira 1.30 は時系列チャートでもう一つのチャート(例:散布図やバブルチャート)を利用できるようになりました。
企業での大規模利用の観点からは、SAP Lumira 1.30 は、パフォーマンスのおよびクラスターサポートの向上で、スケーラブルな利用をより支援します。さらにLumira Desktop での認証機能が向上し、最新のBI Platform バージョンのサポートを継続していきます。
SAP Lumira 1.30 ではLumra Server for BI Platform でのLinux サポートを実現しました。まずLumira 1.30 ではSUSE 12 をサポートします。RedHad のサポートは少しお待ちください。
SAP Lumira 1.30 では、SAP Lumira Server for BI Platform をより多くのWeb Application Server でサポートしました。これにより、こうしたアプリケーションサーバー上で動作するBI Platform にSAP Lumira アドオンをディプロイすることができるようになり、これまで異種環境で運用(英語)していた方にとっては、環境をシンプルにすることが出来ます。
SAP Lumira 1.30 ではOpen Document Link のサポートが強化されました。SAP HANA やSAP BWの変数やユニバースのプロンプトがサポートされました。Open Document Link を利用することで御社のアプリケーションに対して、リンクを付けたり、Lumira ドキュメントの一部を組み込むことができるようになりました。
SAP Lumira 1.30 のメリットを享受いただき、是非とも、今後の新バージョンのために、フィードバックやコメントをいただければ幸いです。*
*フィードバックおよびコメントは、オリジナルのBlog ( What's new in SAP Lumira 1.30 | SCN )に記述ください。
PAM ドキュメントを以下から確認出来ます。(要SユーザーID)
Lumira Desktop, Lumira server for BI Platform, Lumira server for Teams